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1977年3月、長谷川先生が鳥島へ上陸して観察した際には、アホウドリの数は成長71羽、ひな15羽でした。長谷川先生はアホウドリの営巣地にハチジョウススキを植えることを提案します。 長谷川先生の呼びかけに環境庁と東京都がこたえ、1981年にハチジョウススキの移植工事がおこなわれました。ススキを植えることで地盤は安定し、枯葉や茎をひきこんで丈夫な巣をつくることができるのです。 |
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長谷川先生はアホウドリの生態調査のために、一羽づつ区別のできる足環をつけました。 これらを観察することでアホウドリの生態が分かります。 |
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ひなの数が増える方向に向かっていた1987年の秋、営巣地のある燕崎は台風による地滑りが発生し、卵やひなが被害にあいました。さらに翌年も土砂は流れ、ひなの繁殖率は停滞してしまいました。 1990年6月、環境庁と東京都は砂防と草植えの工事を行いましたが、人手による作業では不十分のため、'93年の夏、ヘリコプターで土木作業車などを運び堤防などの大がかりな工事をしました。こうして営巣地は守られたのです。 長谷川先生はさらに営巣地の拡大を考え、新コロニーの設営を提案します。そこで、むかしアホウドリの巣があった安定した場所を選びました。そこはクロアシアホウドリが繁殖している土地でもあり、巣作りには適していました。 現在、この活動は環境庁から委託をうけて山階鳥類研究所が行っています。長谷川先生はボランティアでこの手伝いをしています。 |
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