ケン・モッカ
Ken Macha
1950年9月29日ペンシルベニア生まれ。1972年ピッツバーグ大から、地元のパイレーツにドラフト6巡目で指名をうけて入団。その後、エクスポズ、ブルージェイズとカナダの2球団を経て、82年に中日ドラゴンズに移籍。在籍4年間中3年で3割以上をマーク。82年は三番に座って優勝に貢献した。真面目な性格でファンからも愛され、最終試合ではナインから胴上げされた。中日の助っ人の歴史のなかで、もっとも優秀なバッターとして、今でも名古屋では人気が高い。85年途中に退団するまでの4年間に473試合に出場、通算打率3割4厘、268打点、82本塁打。引退後はマイナーの監督やメジャーのコーチを務め99年からアスレチックスのベンチコーチを務めていた。
余談になるが、マリナーズのイチローは少年時代に中日で活躍していたモッカからサインをもらっている。そして、イチローが2001年にメジャーデビューした時の対戦チームはアスレチックスで、イチローは試合前にモッカにちゃんと挨拶をした。2003年は新人監督モッカが日本でイチローを先頭バッターとして迎えるのだから、この二人は不思議な縁で結ばれているのかもしれない。
このことについて、2003年3月18日のA'sのwebページに次のような記事が載っていた。イチローの部屋にはモッカのポスターが貼ってあったそうで、その上でモッカは次のように言っている。
"I think he had a glove with my signature on it, too. But he was making a lot of errors with it, so he stopped using it." (彼は私がサインしたグローブも持っていたが、そのグローブではたくさんエラーしたので、使うのをやめたってさ)。
トークティブ(おしゃべり)なモッカらしいコメントだが、真偽のほどをイチローに聞きたいものである。