ぶらり温泉ひとり泊

獄温泉 小島旅館

http://kojimaryokan.com/index2.html


弘前から枯木平行きバスで約50分。日本百名山のひとつ、岩木山の麓にある嶽温泉。そのなかでも小島旅館は老舗旅館なのだろう。その作りはちと古いがどっしりとした構えで、獄温泉郷の旅館のなかでもっとも威厳のある作りになっている。

案内された部屋の広さは8畳一間。バス・トイレなし。部屋には電話とテレビがあるだけで、冷蔵庫などはない。角部屋のため2方に窓があるのは嬉しいが、この日の弘前地方の温度は最高気温が20度にも達しないために、正直部屋はひんやりしている。ただ、遠方には白神山地を望むことができる。

内風呂は男女ひとつづ。浴槽は檜作りで湯船はふたつに分かれていて、左手の浴槽のお湯はかなりヌルく40度に、右手の浴槽のお湯は普通の温度44度に調整されている。嶽温泉には40度から80度までの源泉が何本もあり、これらを掛け合わせて温度調整されている。だから、完全な源泉掛け流しだ。

食事は別の部屋でとる。食事は基本的に山菜料理が主である。舞茸の土瓶蒸し、舞茸の天ぷら、フキの煮物、漬け物に釜飯、まあ刺身もあるのだが、ほんの付け足し程度。ただ、ここはいわゆる家庭料理でなく、調理人が仕込んだ手の込んだ味付けがある。おそらく舞茸などは調理方法は難しい素材だと思うが、味付けが奥深い感じがした。(2006年7月3日逗留)