関東の名湯の一つ那須湯本温泉にある旅館清水屋。創業は1850年というからここらの旅館のなかでも老舗だろう。
案内された部屋(はぎの間)は八畳プラス縁側の部屋。トイレはウォッシュレット。非常に映りのいいテレビと冷蔵庫がある。携帯もバリサン。部屋の中央には畳一枚ぐらいの大きなコタツが鎮座する。それ以外はこれといって特徴のあるものはない。部屋からの眺めも隣の宿が見えるだけで何の変哲もない。。お風呂は男女ひとつづで内風呂があり、それに隣接してかわいい露天風呂がある。ちなみにこのお風呂、女湯は知らないが男湯の露天は近隣の建物からはほとんど丸見えである。お湯は那須湯本温泉発祥の湯「鹿の湯」の源泉かけ流し。浴槽は二つにわかれていて、源泉を溜めておく湯船、それに隣接している湯船に別れている。溜めておく湯船は温度が48度ぐらいありそうでとてもじゃないけど入れない。
お湯の色は溜め湯の浴槽はエメラルドグリーン色、そして、浸かる浴槽は青みかがった乳白色、そして露天は乳白色と色がそれぞれ違う。これはおそらくその時々の気温や空気に触れた時間によって変わっているに違いない。また、打たせ湯と上がり湯もある。私が泊った日はお客さんが少なかったせいもあるが、広い浴槽をひとり占めできてなんともはや贅沢にすごさせてもらった。24時間入浴可能。
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食事は部屋食。で、料理はとにかくバラエティに富んでいて、その上に美味しい。山菜などの山の幸や刺し身など海の幸が美味しいのは当たり前だが、煮物のとろみ、魚のフライの味噌和えなど細かい職人ならではの味付けは鋭い。また、ホタルイカを出すなど旬な味への気配りも忘れない。平日のお客さんが少ないにもかかわらずこれだけの料理を出す板長の心意気に、酒量がぐいぐいと進んでしまった。
(2005年3月2日逗留)
鹿の湯その名の通り、その昔傷を負った鹿がここで傷を治したことから「鹿の湯」という名がついた。那須湯本のバス停から川の方へ降りていった川べりに位置する。入浴料は400円。
板張りの浴場(男湯)には6つの湯船があり、それぞれの温度が41、42、43、44、46、48度に分かれいて奥へいくほど熱くなる。泉質は酸性硫黄泉のためお湯は白濁していて硫黄の臭いが強い。アトピーなどの皮膚病や神経痛、リュウマチに効きそうだが、硫黄に弱い人は避けた方がいいかもしれない。